「Mac OS XでWinアプリをネイティブ稼働、ネットジャパン」。@ITのNewsInsightから。
ネットジャパンは5月18日、Mac OS X上でWindowsアプリケーションをネイティブで動作させるための互換レイヤーソフト「CrossOver Mac 6.1」を6月1日から販売すると発表した。ダウンロード販売は先行して5月18日から行う。価格はパッケージ版が1万1550円、ダウンロード版が 8400円。法人向けに複数ライセンスも用意する。動作環境はインテルのCPUを搭載するMacintoshで、Mac OS X 10.4.4以降。
日本語アプリケーションをサポート。一太郎2007などに対応するマイクロソフトのワードで日本語を入力した例
CrossOverは米CodeWeaversが開発したソフト。仮想環境にOSをインストールする仮想技術と異なり、APIをフックしてMac OS XのAPIに変換するため、Windowsアプリケーションを実行するのに、Widowsのインストールやライセンスは不要。
わざわざWindows XPパッケージを新規購入して、BootCampを利用している立場としては微妙な気分がしますが。
それでも関心を惹きますな。
しかし、「APIをフックしてMac
OS XのAPIに変換する」って、どんなものか?
私のPCライフの中でこのような試みは何度か見聞きしたが、実際にものになりかかったのは、OS/2 Warpぐらいのものだったと記憶する。
結局、OS/2の場合はマーケティング的な意味で頓挫したと思うが、コードがMicrosoft社とIBM社の間で開示されている関係もあり、技術的には不可能ではなかったと理解している(本当か? ちょっと調べる必要ありそう)。
現在のインテルCPUの実力であれば、このような「変換」をしても実用レベルになるのだろうか?