今年の体育の日は、朝は曇天ながら、陽が昇るにつれ素晴しい好天となった。
久々に空が抜けるように青く、陽気は上々。
以前から目論んでいた、近隣の山里に目立つ古い木造住宅の撮影に向かった。
自転車で、自宅から約15分の行程。
いつもは自動車で通り過ぎるだけだった、あこがれの古民家(って、50、60年ぐらいの年季だろうが)が見えてきた。
道路に面した壁面には、ここからのハイキングルート(?)を記した古い看板も。
山岳会の名称が見える。
家の中からは、家族だんらんの時らしく、和やかな話し声が聞こえた。
秋の陽光の下、姿は見えないものの人々の幸福感、穏やかな賑わいを伝え聞いた気分だ。
怪しまれてもいけない。写真を撮りまくって早々に退散することに。
近所には、大好きな山寺がある(といっても、住職がこの春に急死とか。これからどうするのだろう?)。
やってきた道を下れば、川沿いにソバの花も咲く。少し前来れば、彼岸花の大群生地帯でもある。
春には、大振りな枝垂れ桜を筆頭に木々の美しい季節が巡ってくる。また自転車でやってこよう。