どうやら、こんなご時世であっても(あるいは、だからこそ?)、“常識”というべきか、正常なチエというものは芽生えるものらしい。
TechCrunch Janapeseより。
引用部分を見てもらえばいいが、著名な投資家Peter Thiel氏に言わせれば、
CEOの給料は、会社の目的ができるかぎり小切手をかき集めることにあるのか、それとも本当に何か新しいことを始めたがっているのか見極めるかっこうの指標になる。
実際問題として、もし投資にあたってたった一つしか質問が許されないのであれば、これを尋ねるとよい。
だとのこと。本当にそう思う。
ベンチャー経営では、CEOが自分自身の報酬を決めざるを得ない。
もちろん、取締役会がCEOをきちんとけん制していれば、自分で決めるというような大ざっぱなことは生じないと思われるかもしれない。
実は、零細なスタートアップ時点で、自身の報酬についてけん制が効くようボードを構成すること自体、ひとえにCEOの姿勢にかかっている。
自分の報酬を決めること。
そこには、鋭くその人の、会社や事業や、そして社員に対する視点が反映しているのだ。
TechCrunch Japanese アーカイブ » Peter Thiel、TC50対談で「スタートアップの成功の可能性はCEOの給料に反比例」と断言 via kwout